感染予防対策設備について
当院では、新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防対策として万全の態勢をとっております。
スタッフの感染予防対策はもちろん、院内の換気システムや除菌システムなど、有効だと思われる最大限の設備を導入し、ウイルス感染予防対策をとっております。また、二酸化炭素濃度測定器を導入し、「換気状態の見える化」を実現しています。
●当院に掲示してあるポスターです●
温度測定装置の設置
非接触式で0.3~0.5m離れたところから測定可能で、受付時に検温していただいております。
【特長】
■非接触式、0.3~0.5m離れたところから測定可能
■マスクをした状態でも顔認証&マスクの有無の検知が可能
■温度測定速度0.5秒前後
■測定温度誤差±0.3℃
■認証後電気錠連動可能
二酸化炭素濃度測定器の設置
当院は7カ所に窓があり、密にならない「1,000ppm以下」の空気に保たれています。その換気状態、温度、湿度、二酸化炭素濃度を測定する機器を設置し、「換気状態の見える化」を実現しています。
■測定範囲
二酸化炭素濃度:400〜995ppm(表示緑色)
1000〜1995ppm(表示黄色)
2000〜5000ppm(表示赤色)
温度:-10〜40℃
湿度:20〜95%
衛生的な「お水」
歯科ユニットウォーターライン除菌装置(ポセイドン)導入。
近年、歯科ユニットの給水管路のバイオフィルムによる汚染が注目されています。夜間、給水系チューブ内の残留塩素濃度が減少してしまうため、水道水が本来持っている殺菌能力がなくなり、細菌が急速に増殖してバイオフィルムを形成すると考えられています。
「ポセイドン」は、残留塩素濃度を補正し、給水管路内の除菌能力を維持することでクリニックにとっても、患者様にとっても、より衛生的な給水環境をご提供します。
【高圧蒸気滅菌器】Lisa(クラスB)
ヨーロッパで最高ランクのクラスB滅菌器「Lisa(イタリア W&H社製)」を当院では2台採用しております。一般診療器具は勿論、オペ器具なども滅菌できるものはすべてLisaで高圧滅菌処理を行っております。
特徴:クラスB基準クリアの、最高水準滅菌
Lisaではエイズウイルス・B型肝炎ウイルス・感染性微生物を死滅させるのは勿論、牛海綿状脳症(狂牛病、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)の原因であるプリオンまで不活化させる事が可能です。
口腔外バキューム
この装置は治療中に発生する有害な歯の切削片・金属片・血液・唾液などの飛散や、さまざまな細菌汚染物質を発生源で捕集するクリーンシステムです。
歯を切削すると、歯の粉・唾液・血液などの目には見えないほど細かい飛沫・粉塵が空気中に飛散しますが、口腔内バキュームだけでは細かな飛沫・粉塵を全て取り除く事は出来ません。ですので、この装置により安全かつ清潔な診療室の実現を可能にしています。
業務用空気清浄機の設置
国公立病院や大学病院でも採用されている、手術室で使用される基準の業務用空気清浄機です。置型空気清浄機に比べ7~10倍のパワーで、毎分35立方メートルの浄化能力があります。当院では2台設置しており、約2分間で院内の空気の入れ替えが可能です。
各種バキュームでも吸い取りきれなかった粉塵や空気中のウイルス・花粉・PM2.5等の微粒子まで除去出来ます。
滅菌パック・ディスポーザブル器具
当院では院内感染を完全に防ぐ目的から、高レベルの滅菌・消毒の出来ない器具は患者様ごと毎回新品の使い捨て可能な製品(ディスポーザブル製品)を使用しています。
また、治療用器具は各セット毎に滅菌パックに入れて滅菌し、治療直前までパックしたままです。
ゴミが多くなりエコではありませんが、感染予防を最優先にしております。